2013年6月8日土曜日

シンプルなコード進行生成アプリ「Chordassist」日本人が好みそうなコード進行を案内してくれます。


コード進行生成アプリとは次に来るであろうコードを自動的に教えてくれる便利なアプリです。作曲中や浮かんだメロディーにコードを付けている時など自分では思いつかないような斬新で新鮮なコード進行を教えてくれます。マンネリになりがちなオリジナル曲にいいスパイスを効かせてくれます。 iOSで使用できるコード進行生成アプリは有名どころではGroundcontrol ApS社の「Pro Chords」があります。「ProChords」はテンションコードがバリバリのおしゃれなコード進行を多く案内してくれますが。「Chordassist」はシンプルで日本人の好みそうなコード進行をジェネレートしてくれます。「ProChords」は大変凝ったGUIが印象的ですが「Chordassist」はシンプルで解りやすいインターフェイスです。

Chordassist - Chord Progression Assistant



曲名を入力しコードを生成していきます。


この画面にコードを描いていきます。右下の∧をタップするとコードを選ぶ画面になります。


上記の画面より好きなコードを選んでください。画面では6個のコードしか見えませんが画面をロールさせると沢山のコードが出てきます。ダイアトニック・サブドミナント・セカンダリードミナント・サスペンドなど分類分けされていてます。使用頻度の高いコードは濃いグレーのゾーンが長くなっています。


画面の最上部をタップすると選んだコードの音を聞くことが出来ます。


4つのコードを選んでアサインしました。これで好きなコードを演奏することが出来るようになりました。右下の∧を長押しすると↑↓+×のツールバーが表記されコードをデリートしたりムーブ出来るようになります。


セッティング画面です。音色を選べたりリバーブの量を調整できます。


自分の好きなコードを自由に入力することも出来ます。


コードを回転させボイシングを自由に変えることが可能です。トップノートを固定して行くようなコード進行など自由度が増すので大変嬉しい機能です。

■総評
シンプルで動作が軽快なところに大変好感を持ちました。コードの進行は「ProChords」より日本人好みしそうな進行を案内してくれるように感じました。ボイシングも自由自在ですメロディをコードのトップに持ってくるなんて事も簡単に出来てしまいます。今後のバージョンアップで期待することはシーケンス機能の追加とギターなど鍵盤楽器以外の音源の追加そしてAudioBusへの対応です。これが出来ればキラーアプリになるでしょう。


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