2013年10月31日木曜日

カシオ独自のChordana技術を採用した音楽アプリ『Chordana Tap』『Chordana Viewer』


カシオ計算機は31日、お気に入りの曲を伴奏して楽しめるiOS用アプリ「Chordana Tap」「Chordana Viewer」の2種類を発表し、App Storeで公開した。価格は「Chordana Tap」が無料。「Chordana Viewer」は1,000円。

両アプリとも独自の音楽解析技術「Chordana」により、オーディオファイルから周波数分布や時間変化を分析し、曲のコード進行を検出。iPhoneなどで曲を再生しながら、伴奏者として曲に参加できる機能を搭載する。

Chordana Tap
(ピアノパッド画面、iPhone使用時)
画面上のバーチャル楽器をタップするだけで伴奏している気分が味わえるアプリ。鍵盤楽器やギターの未経験者向けに制作されており、伴奏ガイドに沿ってタップしていくことで曲の進行に応じた和音を鳴らす。曲とのミキシング録音にも対応。

バーチャル楽器はピアノパッド/ギターパッド/10パターンのリズムパッドを用意。楽器の音色とリズムパターンは、1データ100円で追加可能。伴奏結果をポップス/ロック/ラテン/ダンス/ジャズの5要素で評価する機能も搭載する。関西学院大学 理工学部人間システム工学科 教授 長田典子氏が監修。

そのほか主な機能は、コントロールキーの対象が曲とバーチャル機器、範囲が±1オクターブ/半音ごと、テンポの対象が曲/伴奏ガイド/リズム、範囲が50~200%。バランス調整は全体の曲とタップ操作で行え、曲が伴奏とボーカルで行える。



Chordana Viewer
(ギターパッド画面、iPhone使用時)
「Chordana Viewer」は、実際の楽器で伴奏したい人向けのアプリ。価格は1,000円。自動検出したコード進行をコード譜として画面に表示。好みのキーを指定すれば、コードも自動変換される。演奏者にあったコード譜が作成可能。

ピアノ鍵盤やギター弦の場所を画面で確認でき、手持ちの楽器を用いて画面を見ながら演奏することで共演気分を味わえる。コード譜の保存も可能。バーチャル楽器はピアノ鍵盤/ピアノパッド/ギターパッドを用意。楽器の音色は、1データ100円で追加可能。曲とのミキシング録音にも対応する。

そのほか主な機能は、コントロールキーの対象が曲/コード譜/バーチャル機器、範囲が±1オクターブ/半音ごと、テンポの対象が曲/コード進行ガイド、範囲が50~200%。バランス調整は全体の曲とバーチャル楽器で行え、曲では伴奏とメロディーで行える。

両アプリとも、対応OSはiOS 6以降。対応機種はiPhone 4s、iPhone 5、iPhone 5c、iPhone 5s。iPod touch(第5世代)、iPad 2、iPad(第3~第4世代)、iPad mini。対象曲はiOSのミュージックアプリ登録曲(1ファイル10分以内)。指定可能項目は小節あたりのコード数、テンポ(スロー、標準、アップテンポ)、一定テンポ(オン、オフ)、拍子(4/4、3/4、5/4)。

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